みなさま、こんにちは。
メッセ-ジ、大変お待たせしてしまいごめんなさい。
カジモトはNHKのドラマの大詰めを迎えておりました。
昨夕、東京、NHKでの脚本打ち合わせのあと、プロデュ-サ-と
軽く(とても楽しく)飲んで、新幹線に飛び乗り名古屋へ。
今朝は早朝六時出発で夫と長野の蓼科へ。
9時半から今、建築中の山荘の打ち合わせがありました。
その後、夫はそのまま伊那へ出張。
わたしは茅野駅で落としてもらって、一休みしてから名古屋へ。
15時過ぎにはもう名古屋の家の机の前に坐っています。
え-っ?
すごいスケジュ-ルですね!?
って思われる方もいらっしゃるかも知れません。
ところが、何だか知らないけどスルスル-と行くのです。
蓼科は秋でした。
ダウンベストを持って行って正解。
打ち合わせの時、寒かった。
でも、帰り道でかわいい鹿たちが迎えてくれて・・・。
そして茅野駅では蓼科高原映画祭のポスタ-を発見。
そこにはわたしの教え子である小路くんの映画「ケンとカズ」
の上映、及び小路監督がゲストとして招待されていました。
更に、升毅さん主演、佐々部清監督の「八重子のハミング」も。
そして、「鉄道員(ぽっぽや)」です。
これは、父が高倉健さんと二十数年ぶりに一緒に撮った映画。
招待されている作品の中に、嬉しい発見が三つもありました。
実は、前日は二時間しか寝てないので寝不足でした。
茅野から塩尻。乗り換えの時、売店でいいものを発見。
とても美味しそうな地ビ-ル。
塩尻から名古屋に向かう車窓からはそれは美しい山々、風景が
ずっと眺められて・・・ビ-ルは美味しい・・・ふぁ-っ・・
眠ってしまい、二時間はあっという間でした。
そして、今、机に向かいこの原稿を書いています。
「無思考」
スピリチュアル・リ-ダ-の一人であるエックハルト・ト-ル
さんがディ-パック・チョプラ博士と一緒に開かれたワ-クシ
ョップでの対談で、こんなことを言われていました。
それは、ネットからの質問に答えるコ-ナ-でした。
質問)スピリチュアルに成長しているかどうかはどうやって分かりますか?
エックハルト・ト-ルさんの答えは
「それはどれだけ『無思考』でいられるか・・・です。
『無思考』でいられる時間が長いほど、スピリチュアルな成長が
進んでいると言えるでしょう」と。
さて、「無思考」とは何か。
それは「思考」を手放している状態。
「今、ここ」に在るという状態のことです。
わたしたちは常日頃、何万通りという思考を繰り返しています。
どうですか?・・・
たいてい何か考えてますね。そして、大抵がグルグルと同じことを
考えていたり、あるいはどんどんそこからつながって行ったり。
そして、それはたいていが「ネガティブ」なことではありませんか?
その「思考」をストップする。手放す。
そして「今、ここ」に在る。
だって、思考は「今、ここ」で起きていることではないことに
意識が向かっているでしょ?
たとえば。
今朝、長野に向かっている時にわたしの携帯アラ-ム(防災)が
鳴り響きました。北朝鮮のミサイル発射の警報でした。
夫は車内のテレビをすぐにつけました。
さて、わたしたちは車に乗ってる。長野にはまだ入っていない。
なのでそのまま走りました。
ここで、たとえば
「ええ、また北朝鮮がバカなことやったの。どうなの?大丈夫なの?
今回はもしかして何処かに・・・・(思考は続く)」
で、思考が堂々巡りを始める。
でも、今、わたしはここにいて、長野に向かっている。
わたしはテレビを切ってもらいました。
「臭いものにフタをする」ということではありません。
もちろん、今、本当に身に危険が差し迫っているときは対処します。
でも、たいていが、テレビで報道していることは「今、ここ」に起きていない
ことばかりです。そしてそれはわたしたちの「怖れ」を煽るためのもの。
「無思考」であるためには
自分が今、「思考」にハマッている・・・ということに気づくこと。
気づいたら、そこから離れる。
起きていることを自分の観念から判断したり批判したりしているのが「思考」。
その「観念」は小さい頃からの親や社会からの刷り込みから来ています。
え、じゃ、何も考えないの?どうするの?
ところが、「無思考」を選ぶ、「無思考」を生きるようになると
先程、書いたように・・・たまたま茅野駅に行くとポスタ-があり
そこに「喜び」を発見する・・・。
美味しい地ビ-ルに出逢う。
睡眠不足は無事、解消する。
そんな流れになって来ます。
意識を「今、ここ」に向ける。
完全に「今、ここ」に在るようにする。
思考している時は「今、ここ」ではない「上の空」にいます。
だいたい、ネガティブな思考は「今、ここ」ではなく
「過去」のことだったり
まだ起きてもいない「未来」のことについてのはずです。
もう今、そのことは起きてないのに「過去」の出来事をずっと運び続ける。
そして思い出してはその時の嫌な感情がぶり返す。
そういう時、あなたの身体の中に細胞を傷つける物質が出まくります。
あらら・・・。
思い出して嫌な気持ちを反芻するだけで、身体も病気へと進む。
ではどうするか。
思考に気づくようになってください。
そういう思考をしている「自分」に気づいてください。
気づいたら離れましょう。
深呼吸をしてみる。
ホ・オポノポノしてもいいですね。
大天使ミカエルさまにお願いしてもいいですね。
「無思考」とはマインド・フルネスのことです。
思考から意識を離して行くと
実は深いところが開けて来ます。
そして、そことアクセス出来る。
静寂。穏やか。
アタマであれこれ考えるより、ずっと素晴らしいものが来る。
叡知とつながるからです。
深呼吸して本当の自分とつながる。
その時、「無思考」のはずです。
そして本当の自分とつながった時
わたしたちは宇宙とつながる。
宇宙の流れに乗ることが出来る。
なのでシンクロもどんどん起きるし
深いところで望んでいたことが自然に展開する。
無思考になるためのツ-ルとしては
「瞑想」があります。
そして、チベット体操は「動く瞑想」ですから
チベット体操を続けて行くことも「無思考」になりやすくなる。
わたしもまだまだ思考のグルグルが始まる時がある。
でも、前よりずっと気づきやすくなりました。
気づいたらストップします。
そして、なるべく「無思考」でいることを心がける。
「ああ、空が美しいな」と思う。
これはよいのですよ。
ただ、その美しさを感じる。
ところが、ここから色々と考え始めてしまって、今、
この空の美しさを感じることから離れて行く・・・。
これが「思考」に意識が向かってしまうということです。
いつも「今、ここ」に意識を向けること。
体操している時
呼吸とポ-ズの意識を向けますね。
それが「無思考」の状態です。
自分の周りで色々なことが起きて来る。
その時も、それを「ありのまま」に見る。
思考でああだこうだと判断をつけたり、批判したりしない。
ましてや「怖れ」を抱かない。
チベット体操を長く続けている方はどんどん「怖れ」を手放して
おられることと思います。
「心配」もしない。
宇宙は本当に愛そのもの。
大丈夫です。
なので、自分を整えましょうね。
「深呼吸」
「今、ここ」
「無思考」を心がける。
それでは教室でお待ちしています。
愛と感謝をこめて
梶本 恵美