August 2010
     

  「愛」BOSEI  
 


 
 
 みなさま、
 暑中お見舞い申し上げます。

 梅雨が明けた真夏日、恵那へ行って参りました。恵那神社を参拝し、一路、付知峡へ。
 付知川は美しい清流です。山々は緑深く、付知の辺りは伊勢神宮の遷宮の際に使われ
ご神木の山林となっています。
 空気が違う・・・。
 深く呼吸をすると・・心身エネルギ-が清められて行きます。
 「不動の滝」へ行きました。滝から落ちる水のエネルギ-、滝壺へ流れゆく水の激しさ・・、そしてその水の色の美しいこと・・。深いエメラルドグリ-ン。
 あのような滝壺は見たことがありません。吸い込まれるようでドキドキしました。
 そのあと、また別の滝へ参りました。そこはやさしく清々しいエネルギ-に溢れている滝でした。
 その滝に注ぐ光の中にやさしい虹が現れました。川に足をつけてみると、とても冷たい・・・。
 ところが、どうしてもそこに入って行きたくなってしまい・・。
 ずんずんと膝まで・・ふとももまで・・とうとうどっぷりと全身。頭まで浸かり、水の中で目を開けました。
 美しく澄んだ水・・・。
 滝に向かって合掌し・・全身にその清らかなエネルギ-を感じることが出来て・・そう、まるで禊ぎをしているようでした。
 ちょうど、その日はマヤ歴の新年の日。新しい一年が始まったのです。

  
 
 


 
   夏休みが始まり、お母さんたちは子供のいる毎日におおわらわでしょう。こんなに暑くては、子供もお母さんも共に大変ですね。
 外遊びが大好きだったうちの子供たちは、毎夏、真っ黒になっていました。
今ではただただそんな「時」が懐かしい・・・。

 こんな話を聞きました。
 
 この宇宙が創造された時、最初はすべて、男女一体のエネルギ-だった。
 それで完璧だったのですが、分裂し、陰陽に分かれ、ビッグバンにより解き放たれた・・・。
 何のためにわざわざ分かれたのか?
 陰陽に分かれ、それがまた再結合していく中で進歩発展がある・・。
 男女に分かれたからこそ、互いの違うところが分かる。互いの違うところから学んで行く。助け合って万物を創造して行く。

 女性は受け入れる性。生む性。育む性。
 相手を相手の命として輝かすために愛を注いで行く。
 これが女性性の根源だそうです。

 ありのままの存在を受け止めて育む。
 それが出来るのは女性の母性だということ。

 この「母性」という愛は子供に対してだけではなく、あらゆる場面でその「愛」を表現することが出来ます。
 相手をありのままに受け入れ、生かし、育む。

 そして、子育て真っ最中のお母さまがた・・。
 子育てとは「無償の愛」の体験をさせてもらえるということ。
 子供は天からの「授かりもの」ではなく「預かりもの」であるということ。
 「受け入れ」「育む」愛。
 子供たちは愛されるために生まれて来た存在であるということ。
 暑くて、暑くてたまらない・・。
 早く夏休み終わってほしい・・。
 そんな中でも忘れないでください。
 一日の終わり・・おやすみなさいの時。
 また、一日の始まり・・おはよう!の時。

 子供は「愛されたくて」あなたの元へ生まれて来た・・。
 たっぷり愛して・・一人でこの人生を歩いて行けるように育んであげてください。

 最後にカリル・ジブランの詩の一節をご紹介します。

「あなたの子どもは、あなたの子どもではありません。
 生命そのものが再生を願う、その願いの息子であり、娘であるのです。
 あなたを通して生まれてくるものの、あなたから生まれるのではなく、あなたと共にいるものの、あなたのものではありません。」
  ~カリル・ジブラン「預言者のことば・子どもについて」より

 暑い時だからこそ、愛する毎日を・・
 自分をも、人をも・・
 やさしく、やさしく・・


 
 
  2010年8月   梶本恵美