皆様、こんにちは。 |
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高速タ-ミナル駅の上にあるマリオットホテルに滞在し、毎朝、6時には起きてホテルのジムにあるスタジオでチベット体操をし、そのあとはプ-ルでひと泳ぎ、ジャグジ-で身体をあたため、シャワ-を浴びてスッキリ。朝食は飲み物だけで活動開始。 昼、夜、たっぷり美味しいものを頂いて、飲んで・・・ お腹がはちきれそうな連日連夜だったのに・・何と、行きよりもスリムになっていました。 チベット体操&スイミング、そして、取材で毎日たくさん歩いたのもよかったのでしょう。カプサイシンで代謝は上がり・・身体が引き締まりました。 そして、一つ、気づいたこと。 チベット体操のすぐあとで泳ぐと・・それはそれは気持ちがいい。そしてパワ-が充電されたのが分かります。 また、チベット体操のおかげで「呼吸」が深くなっているため、水泳がとても楽に出来る。どれだけ深い呼吸が上手になっているか・・も分かりました。 さて、今月はその「呼吸」についてのお話です。 教室では「チベット体操においては『呼吸』が何より大切です」とお伝えしています。 体操を続けているけど、何も変化がおきない。たいして効果がない・・と言う方のチェックをしてみると、まず、体操が速い、呼吸が浅い方がほとんどです。 チベット体操は深い呼吸で行う。 呼吸に体操を乗せて行く感じです。 呼吸は心と身体の架け橋。 思考の癖を変えて行くのに、ただ精神面だけからアプロ-チしても中々変えることは出来ません。 チベット体操は思考の癖を変えることが出来る。 それはなぜかと言うと、チャクラに働くから。 そして、もう一つは「呼吸」にあります。 チベット体操の上級者は、呼吸が深くなります。 深くゆっくりとした呼吸が出来るようになる。 深い呼吸は心を穏やかにしてくれる。 日本語では「息」は「生き」に通じています。生命そのものの表現として使われている。「精神」のことをたとえば、英語では「スピリット」、仏語では「エスプリ」、独語では「ガスト」と言います。これらの言葉は「空気」という意味もあります。 面白いですね。 「精神」と「呼吸」は密接に関係しているという認識が共通しています。 私たち人間は生まれてから死ぬまで「呼吸」をしている。 新生児は一分間におよそ60回、六歳では20回、成人は14回~18回の呼吸をするので、80歳まで生きた場合、最低でも60億回以上の呼吸をするそうです。 「長息は長生きに通じる」 深く正しい呼吸は、私たちに長寿をもたらすだけでなく、心の安らぎも与えてくれる。 自律神経のバランスは呼吸によりコントロ-ルすることが出来る。 自律神経のバランスをコントロ-ル出来れば、心のバランスもコントロ-ル出来、平安な心を維持出来る。 呼吸は本当に大切ですね。 チベット体操をする時、呼吸に意識をおいて下さい。 熟練者は自然に呼吸が深くなっています。 そして、さらに・・ 毎日の生活の中で、時々、呼吸に意識をおいてみて下さい。 日常の中でも深い呼吸を心がける。 イライラしてしまった時、ハラハラ、ドキドキしてしまった時。 深い呼吸をしてみて下さい。 チベット体操を続けていると、そもそもそのイライラやハラハラ、ドキドキはほとんどなくなります。それでも、たまに、何かが起きて、そうなる時がある。 そんな時、必ず、深い呼吸をしてみて下さい。 呼吸とともに心が静まって来ます。 「息」を大切にしましょう。 これから、2010年のしめくくりですね。 毎日、長息で・・「心を静かに」今をじっくりと生きましょう。 焦らない。 あわてない。 大丈夫。 すべて起きて来ることは必然です。 静かな息とともに・・静かに見つめて見て下さい。 「問題」は「問題だと思う自分の心」にあることが分かります。 一息、一息を大切に・・・。 |
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2010年11月 | 梶本恵美 |