December 2010
     

  「師走」SHIWASU  
 
 
 

ハワイへ行って来ました。
息子の結婚式です。
美しい海と空。降り注ぐ太陽の光。
見渡すかぎりのブル-に光が燦々と輝き・・
神の祝福のもとに息子が結婚しました。
ハワイの教会での結婚式は本当に感動的で・・本人はもとより、両家の家族、そして牧師さままで涙を流されるほどでした。
京都出身の親友、カヨコ(現地在住)の旦那さま、マイクからは「エミ、どうして泣いてるの?、皆、悲しいの?」と不思議そうに尋ねられました。
「嬉しくて泣いてる、感動して泣いてるのよ」と答えましたが、マイクには不可解だったようです。
私は嬉しさもありましたが、やはり、感謝の涙でした。
この日を家族で愛と光溢れるハワイの地で迎えられたこと。
そこに集うすべての魂に・・・。
幸せで、そしてありがたい思いでいっぱいでした。
結ばれた二人はお互いを大切に、末永く、愛しあって行くことと思います。

感動的な結婚式の前後はなかなかの珍道中。そのことについてはブログの方でご報告しますね。

さて、結婚式の翌日、家族が出立し、娘と私二人となり・・。
朝はビ-チへ行き、まずは瞑想。それからチベット体操。そして海に浸かる。
ビ-チに座って瞑想していたら、少し離れたところで日本人(韓国人?)の女性が一人、やはり瞑想している姿を見かけました。
その人は、娘と私の二人が砂浜でチベット体操を始めると、とても気になるらしく、じっと見ていました。よっぽど伝授したかったのですが・・今回は珍しく自重。
二年前にハワイに来た時もビ-チでチベット体操をしたのですが、本当に気持ちいい。
チベット体操を通して、ハワイの地のエネルギ-が充電される・・。
チベット体操のあとの海もとても気持ちよかったです。

 
      
   
さあ、いよいよ2010年、最後の月となりました。
12月は「師走」。
師も走るほどに慌ただしい月。

こんな時こそ、チベット体操をしっかりとやりましょう。
まず、朝から自分の軸を整える。
ぶれない軸があってこそ、何が起きても大丈夫な自分でいられる。

そして・・。12月は大掃除の月ですね。
大掃除の前に・・まずものを処分しましょう。
いらないものを思い切って捨てよう。手放そう。

知っていましたか?
モンゴル人は平均300のアイテムを所有している。日本人は何と6000のアイテムを所有しているそうです。
それだけの数のものを私たちは管理している・・いや、振り回されている。
無駄なことです。

このさい、処分しましょう。捨てましょう。
ものの数を少なくすれば掃除は楽になる。
年末の大掃除をする前に、今月早々からものを捨てることから始めましょう。
新年がきっとすっきり迎えられることと思います。
いえいえ、まず、「今」がすっきりすることでしょう。

「今」の自分に必要なものだけを残して・・過去、必要だったもの、また、将来使うかも知れないからとっておく・・というようなものは思い切って処分してみよう。
 処分する、捨てる時、「ありがとう」と感謝の思いをこめて、さよならしましょう。

このものを捨てるということは、心の整理になります。
古いもの、いらないもの、使わないものを取っておくと、そこに陰の場が生じます。
陰の場は陰のエネルギ-を発するので、そこに暮らす人々のエネルギ-を下げる。
それに、ものが多いと掃除がしづらいですね。埃もたまりますね。
この埃がまたすごい陰のエネルギ-なのです。

ものを捨てる時には心を整理して行かなくては捨てられない。
たくさんものを取っておく人。(欲深い、不安、足りないという感覚)
片づけられない人。(混乱、迷い、決められない、行動力がない)

2010年のしめくくりとして、是非、今日からものを整理しましょう。
ものを捨てること=心の整理
新年を軽やかに迎えるために・・心を軽くする。

師走。
師は走る。
走るためには軽く、軽くして行くこと。
2010年・・たまったもの、たまった余計な感情もすべて捨てて。

では、みなさま。
2010年のしめくくり。
チベット体操をしっかりと毎日やる。
不要な思考、ものを手放し・・・

よいお年をお迎えくださいませ・・。

 
  2010年12月   梶本恵美