みなさま、こんにちは。
八月になりました。
今年の夏は、日本全国、猛暑ですね。
みなさま、この「暑い夏」をどうお過ごしでしょうか?
さすがに梅雨明けの時、室内の温度計が32度?34度なんてことになった時は冷しました。窓を開けても熱しか入って来ない・・。
最近は、朝晩が涼しく、過ごしやすくなって来ました。
春に引っ越した家が、裏手に畑や木々があり「土」がある。それだけでこんなに違うのですね。明け方は寒くて窓を閉めています。
みなさまのお住まいのところはいかがでしょう?
今、時代劇の準備で江戸時代の資料を探求しているのですが、江戸時代も色々と夏の「涼」をとる工夫をしていたようです。
大きな器に水を張って、そこに果物を切ったものを浮かべる。(涼やか)
西瓜も食されていたようで、カットしたスイカがきれいに盛られてあったり。
今ではあまり、見られなくなりましたが・・朝晩は表に水を打つ。
あと、これは中々素晴らしいと思ったのが、自販機などなかった時代、道行く人のために桶に井戸水を張り、湯飲みを添えて「ご自由にどうぞ」と誰でも飲むことの出来る水を用意したり。心づかいが素敵ですね。
夏の物売りには「金魚」「風鈴」「ところ天」など。
美しい絵が描かれた団扇、扇子。
盥(たらい)で行水もしていたようです。
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でも、工夫の仕方で「涼」をとることは出来る。
また、心の持ち方で「涼」を感じることも出来る。
暑いおかげで「汗」をたくさんかきますね。
汗と一緒にどんどんデトックスすることも出来る。
そのためには、ちゃんと「お水」を飲むことが大切です。
「お茶」や「清涼飲料水」ではなく、「お水」です。
(汗を大量にかいている時は体内バランスをとるための飲み物や、塩分も必要です)
皆さん、お水を飲んでいらっしゃいますか
さて、7月に仕事の合間を縫って、また韓国に行って来ました。
最近、日本でも放送された「太陽を抱く月」のミュ-ジカルを観るためでした。
(ご招待して頂きました。感謝!)
二年前の東アジアドラマ会議がソウルであった時に、発表されたドラマです。韓国での視聴率は40%を超えてドラマ大賞もとった作品。それがどう舞台化(ミュ-ジカル化)されるかが知りたくて行って来ました。キャストは変えて日本にも来るようです。
私は一ファンと言うより、構成や演出、美術・・などに気が行ってしまい、作品そのものにあまり入り込むことが出来ませんでしたが、大変勉強になり、また全体的には楽しむことが出来ました。一番の感想としては、韓国の方は歌が上手い。声と歌唱力がすごいですね。(私たちとは声帯が違うらしいです)
今回の二泊三日のソウルの旅で、気づいたことがあります。
韓国の女性は肌がキレイですね。それは、キムチなどのカプサイシンと野菜をたくさん食べること、日頃の肌のお手入れが要因なのだろうと思っていました。
いつも韓国に行くと私自身も肌がスベスベになる。顔だけでなく全身です。やはり、食べ物のせいなんだろうな・・。
もちろん、それもある。でも、今回、はっきりと、「水」だと気づいたのです。
ソウルのホテルでシャワ-を浴びる、バスタブに入る。すると肌がしっとりと潤う。
顔は水で洗うだけでもスベスベになる。
カプサイシンと野菜をたくさん食べることも効果としてあるでしょうが、まだ何も食べないうちから水だけでキレイになったのです。
日本でも昔から水のキレイな土地には「美人」が多いと言われて来ました。
秋田美人、京美人・・。これはやはり、「水」の力だったのですね。 さて、水がいいとなぜ、肌がキレイになるか。
飲む水はもちろん、顔や身体を洗う水の効果。そして野菜が育つその土壌を潤しているのもその土地の水。料理する時に使うのもその水。 本来、水は浄化する力を持っています。
私たちは水を飲むことによって、体内の老廃物や不純物をどんどん排出出来る。
肉体的にもエネルギ-的にも浄化する。
デトックスし、浄化して行く。
いい水にはこの力が強いのでしょうね。だから、肌はキレイになる。
さらに水は「オ-ラ」を強くします。
その人がネガティブな心身の状況にあると、オ-ラは弱くなり身体の外に発せられなくなっている時があります。そういう人は水を飲んで、心身エネルギ-を浄化し、オ-ラを強くして行くといい。
そして、ただ、水をガブガブと飲むのではなく・・
水に感謝していただく。
本でもお伝えしていますが、チベット体操をする時はミネラルウォ-タ-を飲んでください。体操をすることにより、体内の老廃物、低次のエネルギ-などを排出する。それは呼吸を通しても出て行くし、肌からも気体として出て行く。さらに水を飲むことによってお小水で出て行きます。
デトックスしてオ-ラも強くして行く。
水はありがたいですね。
チベット体操を完成し、ずっと続けている人に共通していること。
それは「透明感」です。
この透明感は、実は日々デトックスがされ、肉体的にも精神的にもネガティブなエネルギ-、低次のエネルギ-を排出し続けていること。そのおかげで、エネルギ-はクリアになり、オ-ラもクリア、強くなるのです。
皆さん、キラキラしている。
私は、今年の二月に秋吉久美子さんと久しぶりにお仕事をさせて頂きました。
「やっぱり、チベット体操っていいのね。梶本さん、すごく透明感がある」と、久美子さんの嬉しい一言。
そして、お仕事をご一緒したプロデュ-サ-もチベット体操をしている方だったのですが、秋吉さんはその方もやはり透明感があるとおっしゃいました。
この透明感は、チベット体操の賜物です。
だから、体操をサボッている人はすぐ分かります。
キラキラ感が失せて「ドヨン」として来る。
もったいない・・。
さて、「お水」と「チベット体操」。
そうでした。
秋吉さんに以前、教室でチベット体操をお伝えした時におっしゃった名言。
「チベット体操って朝飲むお水みたいね」と。
さすが、秋吉さんです。
チベット体操と朝飲むお水は同じ。
皆さん、こんなに暑い夏だからこそ、チベット体操を続けましょう。
体操をすると汗いっぱいかきます。
私もその昔、体操をやり始めた夏にはバスタオルが必要なほど汗をかきました。
体操をして、シャワ-を浴びたあとの爽快感。
これは暑い夏ならではですね。
暑い夏に、デトックスして行きましょう。
それは、身体だけでなく、「心」も。
必要なくなった思考、感情はどんどん手放して行きましょう。
身体も心をクリアになって行く体操。それがチベット体操です。
夏が終わる頃には、ひときわ輝く人になっている・・。
あなたの光が輝けば、あなたの周りにその光が伝わり・・明るくなって行く。
私たちは光を運ぶ人。
光=愛。
みなさまの内なる光が、この夏、ひときわ輝いて行きますように。 いつも読んで下さってありがとうございます。
今月は「水の恵み」に感謝して。
私たちを浄化し、潤してくれる水に心から感謝します。
そしてそのように「水」そのものを天地に循環させ、浄化させてくれている木々、大地、すべての存在に感謝します。
愛と感謝をこめて。
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2013年8月 梶本恵美 | ||