みなさま、こんにちは。
六月になりました。
五月は猛暑が続きましたね。
合い服を着る暇がない・・・日本になってきました。
でも、すべては受け取りよう。
合い服がいらないんだ・・・。ね。
いつからか・・・
光の量がどんどん増えて行ってる感じがしませんか?
わたしは自分の目がよくなったかのように
美しい雲、そして空。
新緑の山々。
水辺。
すべてのものが光輝いて見えます。
名古屋~東京をほぼ毎週行ったり来たり。
新幹線の車窓から見る東海道の風景。
そこに光が溢れて見えます。
確かに、目はよくなっているみたいです。
もともと乱視、近視でメガネを使っていたのですが
老眼ではなくて、遠くも近くもはっきりくっきりと見える。
車窓を見ていて、本当にくっきりと細かい部分までが鮮やかに見える。
わたしの目がよくなったのか?
光の量が変わったのか?
さあ、どちらでしょう。
光。
Lちゃんはわたしの心友Yさんの愛娘。
Yさんは昨年一月、光の世界に還ってゆかれました。
9年前にガンを発病し、医者に匙を投げられた。
でも、彼女は代替療法を受けながら家族との時間、絆を大切にしていた。
また、とびっきりの愉しみも見つけ、たくさんたくさん「生」を楽しんでおられました。
それをずっと支えていたのは、一人娘のLちゃんでした。
お母さんの病気以前は箱入り娘のほんとにかわいらしいお嬢さんだった。
けれど、Lちゃんは変わりました。
最愛の母を守りたい一心で看病し、激務の仕事のかたわら母に寄り添いました。
お母さんの病状が悪化すると、懸命に治療法を見つけ出して来ていつも、ぎりぎりのと
ころで母の生きる道を見つけた。
そんな風にして八年間、Lちゃんは娘盛りの時をお母さんに捧げて来た。
恋も結婚もお預けだった・・・。周りは結婚ラッシュ、やがてベビ-ラッシュ。
そして、昨年、そのお母さんは亡くなりました。
実はLちゃんは職場でお母さんの病気のことは伏せたままで来た。
いつも明るく、周囲にとても気づかう人。面倒みのよい人。
他人からは彼女の中にある「悲しみ」は見えなかったでしょう。
辛くて辛くてたまらない。そんなことは誰にも言えないLちゃんでした。
昔、天海祐希さんのTVドラマデビュ-作「橋の雨」の中で書いたことがあります。
母を亡くし、父と二人暮らしの女の子。
鍵っ子のその子は帰って来ると、ランドセルを放り出して金魚の世話をする。
夜店で買ってもらった一匹の金魚。その金魚だけが彼女のよりどころだった。
その金魚がある日、お腹を上にして金魚鉢の中に浮かんで死んでいる。
その子が大人になってから、その時のことを語ります。
「金魚が死んじゃったことより、『金魚が死んだ』ってことを
話せる相手が誰もいなかった・・・そのことが哀しかった」と。
Lちゃんの悲しみはどうして行ったら癒えるのか・・・。
チベット体操やレイキヒ-リングも随分前に伝えました。
けれど、まだまだ悲しみの渦の中からとても立ち上がれないでいる。
そんなLちゃんと久しぶりにご飯を食べた日からまもなく・・・
今度は20代の女の子、Fさんから連絡がありました。
彼女は乳ガンが分かり、手術をして今、抗ガン剤治療を受けていると。
その過程はずっと怖くて辛くてたまらなかったけれど、何とか耐えて来た。
でも、今、髪が抜け始めて来て・・・それがとても辛い。
ずっと泣かないで頑張って来たけれど、今日、泣いてしまった・・・。
そうしたら「梶本先生に連絡したくなった」と、伝えて来てくれたのでした。
彼女の病気のことは何も知らなかった。
名古屋に移動していたわたしは、その夜、彼女と電話で話すことにしました。
電話をかける前に瞑想し、そしてエンジェルカ-ドを引きました。
出て来たのは
「もっと水を飲む」 水のポジティブな癒しのエネルギ-が助けになる。
水は身体の中に溜め込んでいた低いエネルギ-や毒素を洗い流してくれる。
また、水はオ-ラを浄化し活性化、強くします。
「あるがままのあなたに正直になる」
自分に正直にいる。あなたにはあなたのユニ-クな人生の目的がある。自分自身を
変えることはその魂の目的を達成する才能を変えることになる。あるがままのあな
たを尊重していないことになる。あなたと同じ考えを持ってあなたをありのままで
受け入れてくれる人を引き寄せるように。すべては神聖な秩序の中にあることを見
てください。
Fさんと話していて、彼女が自分をありのまま受け入れていないことに気づきました。
本当は泣きたい・・・でも泣いてしまうと病気に負けたことになる。そう思って我慢し
ていた。
さらに、今年になって人間関係でとても傷つくことがあった。今まで一緒にやって来た
仲間と別れた。
病気という体験はとても辛いものだけれど、彼女は人生の次なるステ-ジに向かう時を
迎えている。この病気を克服してより強く、そしてやさしくなった彼女はきっと自分の
才能を開いて世の中に光のメッセ-ジを伝えることが出来るでしょう。
人にはそれぞれ悲しみがある。
癒せていない傷もある。
そして与えられた試練の時がある。
あなたは今、どんな「とき」「ところ」に在りますか?
魂はこの世界に生まれて来て
それぞれ「課題」を選んで来た。
そしてその「課題」にもとづいて「体験」がやって来る。
「体験」そのものに良いも悪いもない。
あなたがその体験を通して何に気づくことが出来るか。
その体験をどう受け止めることが出来るか。
みな、それぞれ「課題」も「体験」も違います。
ただ、わたしたちみなに共通していること。
それはわたしたちの内なる光に気づくこと。
内なる光を輝かせて生きること。
辛いこと、悲しいこと、苦しいこと。
それらを乗り越えた魂は光り輝きます。
そしてその光は周囲をも明るく照らして行く。
光は愛です。
あなたの傷を癒せるのは「光」・・・愛だけ。
誰かの傷をかばってあげられるのも愛だけ。
チベット体操は内なる光を輝かせて行く体操です。
体操を続けて行くうちに「肌」が輝いて来るでしょう?
それは内なる光が肌を通して現れているのです。
リズ・ブルボ-の本にありました。
「愛の思いを発する、光をほとばしらせる。
光を自覚的に発散すればするほど、カルマの解放、幸福につながって行く」
さあ、みなさん。
今月は自分の「内なる光」に意識を向けて
光を発散させて行きましょう。
さて、どんなことが起きて来るかしら?
楽しみですね。
長い文章を最後まで読んで下さってありがとうございます。
愛と感謝をこめて
梶本 恵美