今月のメッセージ
2019.11.04

2019年11月のメッセ-ジ「調和」

蓼科の紅葉

「調和」

みなさま、こんにちは。
さあ、11月になりましたね。

今年は今までと時間の感覚が違いました。
以前は、とにかく加速している。速い!と感じるだけでした。
でも、最近は違って感じませんか?

1週間前のことがもう何カ月も前のことにように感じたり・・。
速いとか遅いとかという感じ方ではなくなって来ました。
とにかく、「濃い」。
一日、一日、一瞬、一瞬がとても濃い。

つまり、「今、ここ」に集中して生きている。
時間の軸は既に崩壊している??
ま、そういうお話は長くなるのでまたにしますね。

そんな濃い時間の中で

10月19日に名古屋で朗読ライブ「この星に生まれて」を上演。


名古屋、朗読ライブより

秋本奈緒美さんの声はそれは美しい。波動がすごく高いのです。
ライブに来た方は必ずリピ-タ-になられます。
それだけ、歌声による癒しがすごいので。

そして、今回も朗読の本はカジモトが担当させて頂きました。
今回は「インディアンとボク」と「ボクが星に還る日」の二本立て。
インディアンの言葉、教えには素晴らしいものがたくさんあります。
そして、「自分をえらんで生まれてきたよ」のいんやくりおくんの言葉にも
素晴らしいものがたくさんある。
実はインディアンの言葉とりおくんの言葉がすごくシンクロしている。
わたしはそのことに気づいて「インディアンとぼく」という本を書きました。

第一部のその朗読の時にはカジモトもシャスタで作って来たドラムで参加。
インディアンのお話に合わせてドラムを叩いたのです。

実は「ボクが星に還る日」は長編で書いた「宇宙の約束」という物語のショ-トバ-ジ
ョンのお話を書きました。主人公は8歳の少年。
内容についてはネタバレになるので明かしませんが・・・。

会場に来ていた8歳の男の子が泣いてくれた。おじさんたちもボロボロに泣いていた。
女性はもちろん・・・。20代の若い女子から70代の女性まで。
それだけの方々に物語のメッセ-ジが届いたことがとても嬉しかった。
秋本さんとさよこの二人が演じてくれて、そこへ素敵なピアノ演奏。
なんと、「インディアンとボク」ではさよこに「りおくん」が降りて来たそうです。
りおくんは実在の少年です。今は17歳。
さよこは小さい時のりおくんとつながって朗読したと。
この素敵な物語をたくさんの人に届けたい。
これから京都、仙台へと持って行きたいね、と話しています。


レ-ネンさんとさよこ

26日にウィリアム・レ-ネンさんの個人セッションを受けました。
わたしはあまりに嬉しくてありがたくて写真を撮ることを忘れました。
この写真は同じ日にさよこがレ-ネンさんとお逢いして撮ったものです。
レ-ネンさんの著書はずっと読んで来ました。
お逢いしてみて、本当に愛溢れる人・・・。
色々とリ-ディングしてアドバイスを下さいました。
これから注意すべきこともちゃんと伝えてくださいました。
これからこの地球のためにわたしは何をして行けばいいか?
目覚めかけている人々に対してどうあればいいのか?
わたしがここ(地球)に来た意味、使命をどう果たして行くのか? と訊ねた。
すると、レ-ネンさん曰く、あなたはもう既にそれをやっている・・・と。
そして、今までやって来たことが「今、ここからの本番」にすべてつながっていて
今これからのために今までやって来たことが役立つのだ・・・と。

深くて濃い一時間でした。
そして、自分にはっきりと「目覚める」ことが出来ました。


古都の写真より

さて、レ-ネンさんにお逢いした翌日から
現実はいきなり動き始めました。

「あなたにこれから映画とドキュメンタリ-のオファ-が来ます」と言われた。
そうなんだ・・・。楽しみ。

と、翌27日に嬉しい知らせが来た。
わたしが脚本担当せて頂いた「古都」がハリウッドの映画祭に招待され上演されると。
それも「天気の子」と並んで・・・です。
オスカ-&グラミ-賞公認の映画祭「アジアン・ワ-ルド・フィルムフェスティバル」。わたしにとってもすごいサプライズ!
11月10日だそうです。

そして翌日にはNHKのプロデュ-サ-から企画募集の知らせを頂いた。
「映画のオファ-」ではないけれど、企画のオファ-。

何かにつながっている予感がしています。
ドキュメンタリ-の方は既に1本、上映中。
あ、今、気づいた。
レ-ネンさんにお逢いしている日に愛知県で上映会があったんだ。


「シンプルギフト・はじまりの歌」より

さあ、これからが楽しみです。

やはり、自分の意識次第ですね。
自分の枠がはずれると一気に動き出す。
なので、毎日、毎瞬、自分の「枠」を感じたら
それを手放すように心がけています。

手放し方については並木良和さんの本やユ-チュ-ブをごらんください。
手放して統合する・・・。
これが今、とても大切です。

「調和」 

10月、日本を大型台風が襲いました。
想像を超える被害が出ましたね。
チベット体操を続けておられる方々は、きっと大丈夫だったでしょう。
大丈夫の意味は、被害に合わないということではありません。
自分の軸がしっかりしていれば、その時に何をすればいいか?
直観に従って行動できるし、何があっても動揺しないでいられる。
軸がしっかりしていれば、周りをサポ-トすることもできる。

被害に合われた地域の方々へはお見舞い申し上げます。


韮崎の観音さま

こうした大型台風の中で
「自然は恐ろしい」と言う方々もたくさんおられる。
でも、わたしは自然は恐ろしいとは思わない。

人間の生き方がこのような甚大な自然災害を起こしている。

人間が自然と調和して生きていれば、ここまでのことは起きない。

「水」も「風」も「火」も浄化です。
大雨が降るということは浄化が起きているということ。
それだけの浄化が必要なほど、地球は危機に瀕している。
また、人間の目覚めが促されている。

どんな災害の時も
助け合いや思いやりを促したり
なにより「なにが一番大切なのか」に気づかせてくれる。

これからいろんなことがまだまだ起きて来ると思います。
その時に、「恐れ」の方に入らないでくださいね。
もっと深い視点からものごとを感じること。

「首里城」の炎上もわたしは何か深いところに感じるものがあります。
確かに美しい首里城が燃えることは残念だし
沖縄の方々にとってもダメ-ジは強いでしょう。

でも、もっと深い意味があると感じました。
沖縄に何を感じるか・・・。
沖縄で生きている方々、生きて来た方々のことを
わたしたちは本当に「我が身」のこととして感じたことがあるだろうか?

なにか、シンボル的な出来事のように思います。
でも、このことを通じて
今まで気づかなかったことに気づければいい。
炎に包まれ、炎上しながら・・・
首里城は何を燃やしてくれたのでしょう?
何を浄化してくれたのでしょう?

わたしたちは自然と調和して生きることを思い出しましょう。
それは大自然の中に出かけてください!ということではない。
もちろん、自然の中になるべくいられるようにするのは大切です。
それが一番、調和しやすいです。
それが出来なくても、普段の暮らしの中でも出来ます。
植物や生き物、空、雲、山々、木々、川、岩・・・なんでもいい。
心を寄せてみてください。

わたしは普段、名古屋~蓼科~東京と移動の多い生活をしています。
蓼科にいるのが一番、好きです。
レ-ネンさんもそれが一番あなたにとっていいと言われました。
1250mのところに家があり、すぐ下に蓼科湖があります。
自然の中で本当に心がほどける生活をしています。
その中で、わたしは空が好き、雲を眺めるのがとても好きです。
先日、蓼科の家で、「龍神」のオラクルカ-ドを引きました。
すると、こんなカ-ドが出た。


龍神のカ-ド

そして、その直後、空を見たら・・・


龍雲

龍雲が現れたのです。
あまりにカ-ドとシンクロして驚きました。

わたしの心が雲と調和しているので現れた?

たとえば、いつも雲を眺めていて
最近は彩雲が出る日の雲が分かるようになった。
たとえば、先日もデッキでチベット体操をしていて雲を眺め
「あ、今日は出そうだな」と思った瞬間
彩雲が現れる。


彩雲

少し時差があったとしても数分です。
べつに魔法使いでもないし、天気予報士でもないです。
たぶん、雲に心が合わさっているのです。

わたしたちは自然と調和して生きる。
それを今月、心にとめておいてくださいませ。
それぞれ、自分でどう調和するか・・・選ぶ。
一人一人の在り方が大切だと思います。

と同時に
チベット体操を続けましょうね。
チベット体操を続けていれば
自然と調和することが心地よいはず。
あなたの枠もはずれる機会がどんどん訪れる。
枠をはずして
自然と調和して
心穏やかに
心新しく
この星の人生を楽しんで生きて行きましょう。

いつも読んで下さってありがとうございます。

愛と感謝をこめて

梶本 恵美