今月のメッセージ
2021.12.04

「みそぎ」

皆さま、こんにちは。

早、早!12月となりました。

メッセ-ジを10、11とお休みしてしまいました。

風の時代。

すごいスピ-ドで進んでいますね。

 

 

わたしにとってはこの10月、11月は大変大きな節目となりました。

五月に体調を崩し、入院していた父が八月に退院したものの

十月にまた再入院。

危篤を四度くらい繰り返し・・

とうとう天に召されました。

 

 

コロナ下の為、入院中の見舞いも付き添いも一切出来ない。

危篤状態でのみ、面会が許されて。

危篤で駆けつけると父は持ち直してくれて。

でも、そうなると「面会出来ません」となる。

家族がそばについていられたら・・

父のそばにいたい・・・。でも許されない。

なんと理不尽な時節なんだ!?

と、悔しくもありました。

 

一度目の危篤のあと、せめて最期は自宅で家族で看取りたい。

父が逢いたい人、父に逢いたい人に逢わせてあげたい。

「パパ、お家に帰ろうね。だから、もう少し頑張ってね」

父は苦しい中も笑顔でうなずいていました。

 

自宅に引き取るための病院側の準備をしている中で

また、危篤の知らせあり。

最早、家に連れ帰ることは出来ない。

 

そんな中での最期の数日。

緊急事態宣言が明けて・・たまたま東京から京都に来ていた叔母。

(父の妹です)

父の病状もまだ親戚には知らせていなかった。

が、たまたま京都にいてその知らせを受け取った叔母が駆けつけてくれた。

「危篤」だから、逢うことが出来た。

叔母は父の頭を撫でながら「淡ちゃん。淡ちゃん。淡ちゃん」と何度も

呼びかけてくれました。わたしは叔母と二人で父が好きだった賛美歌を

歌いました。

苦しい中、父の耳元にわたしと叔母の歌声は届いていたと思います。

 

そして、本当に最期の時。

病院のそばで待機していたわたしたちにいよいよもう間もないとの知らせ。

わたしは走りました。本当に必死で走った。

すぐ下の弟は脚が悪くて杖。

わたしが一番に駆けつけて・・

礼(長男)が駆けつけて・・・

光(次男)が車を止めて今、向かっている最中だった。

「パパ、光ちゃんがもう来るから、もう少し待って」

父の息はいったん止まりました。

礼が思わず嗚咽をあげた時・・・父の口の中、また動いてる。

またか細く息をして・・・

光が駆けつけると・・父は息を引き取りました。

兄弟三人が揃うまで待ってくれた・・・。

わたしたちは父の最期を三人で看取ることが出来ました。

奇跡だと思った。

きっと、三人に見送ってほしかったんだね・・・。

 

父の危篤の知らせを受けとる直前の空

 

皆さんも、どなたか大切な人をなくされたことがあるでしょう。

わたしは、今までにも親しかった人、身内を亡くしたことはあります。

でも、今回はとてつもなく深い悲しみ、寂しさが押し寄せた。

そして、どれだけ愛していたか、愛されていたかを知った。

父の死はわたしにとって深い深い気づきを与えてくれました。

 

これはきっと、今、新しいステ-ジへ

新しい世界へ進もうとしているわたしに

父が最期にくれたメッセ-ジであり

愛だと思います。

 

魂は永遠である。

生命に終わりはない。

それは十分に分かっている。

父は自由になった。光の世界へ還っていった。

それは祝福すべきこと。

 

でも、この三次元の世界ではもう逢えない。

 

 

お通夜の時、父の棺に寄り添って話しかけました。

「パパ、中々、逢いに行かなくてごめんね。もっとそばにいてあげなくてごめんね」

そう話しかけると娘のさよこが父のメッセ-ジを受け取りました。

「おまえはそれでええんや。おまえのしたいことをしたらええんや」

「ええ仕事せえよ。いい作品創れよ」と。

 

 

寂しい気持は変わりません。

が、わたしは父の死を通して変わりました。

「本気」にスイッチが入った。

今までも本気のつもりだった。

でも、それとは違う。もっと深い気づきの元に「本気」にたどり着いた。

 

これから、地球は新しいステ-ジへ。

わたしたち人類も。

そして、この地球、今、この時を選んで生まれて来たわたし。

本番はとっくに始まっている。

でも、ここからももっと加速して行く。

全てに本気で生きる。

そう覚悟出来ました。

 

 

私ごとを長々と書きました。

ここからが本題です。

 

12月22日に冬至を迎えます。

皆さんは今年の冬至の意味はご存じですか?

昨夜、準伝導師の座学をやったところ、皆さん、実は知らないということ

が分かりました。

 

冬至は新年を迎える為に、この一年の垢落としをする時。

大切な節目です。

今年、2021年の冬至はそれだけではないもっと大きな節目です。

宇宙レベルでの大切な時。

 

今、既に地球には高くて強いエネルギ-が降り注ぎ続けています。

この世界の混沌としたしっちゃかめっちゃかな状況も

そうしたエネルギ-が降り注いでいるために起きている。

体調を崩している人も多いでしょう。

精神的に揺さぶられている人も多い。

 

チベット体操を続けている人の中にも

揺さぶられてしまっている人がいるようです。

 

 

 

「目覚め」

 

もう一つ、今年の冬至の意味。

以前からお伝えして来たように

2021年の冬至には「ゲ-トが閉まる」。

(これは並木良和さんが言われてる)

二極化して来た世界が、もうはっきりとタイムラインが分かれてしまう。

「目覚めて生きる」を選んだ人

「眠ったまま生きる」を選んだ人

その二極化のタイムラインです。

 

このメッセ-ジを読んで下さっている方々は

「目覚めて生きる」を選んだ方々だと思います。

そのつもりで書いています。

 

 

さて、この冬至に「目覚めを選んで生きる」と決めた方々へ。

冬至には宇宙から今までにない強いエネルギ-が注がれます。

そして、それは「あなたの進みたい方向」へと後押ししてくれるのです。

なので、冬至までに自分がどう生きたいのか、何をやって行きたいか

などを明確にしておくこと。

これが大切になります。

それが明確でなかったり、全然違うことをいい加減に思っていたら

その後押しのエネルギ-で自分が本来行きたいと思っていたところ

ではない方へ進んでしまう。

行き先を間違えて電車に乗ってしまった・・という感じ。

 

明確にしましょう。

 

 

「みそぎ」

 

冬至を超えて、わたしたちは新しい世界、新しいステ-ジへと進みます。

その時、わたしたちは「ライト」であること。

身心エネルギ-ともに軽いこと。

余計なものはそぎ落としておく。

そのために「みそぎ」が必要なのです。

 

みそぎをするのにお勧めなのは

もちろん毎日のチベット体操。

そして、そこに加えて頂きたいのは「長い瞑想」です。

これから冬至までの間、毎日、瞑想をしましょう。

チベット体操の6番目のシャバ-サナでも結構です。

でも、もし、出来たら起き上がって座って瞑想の時間をとる。

 

今まで瞑想をやったことのない方は15分。

今までやって来た方は、たとえば10分やって来た方は30分。

今までやって来た時間の三倍がよいようです。

 

雑念が湧いて来てもかまいません。

そうやって心の内のゴミやカルマが浮き上がることによって

気づき、手放すことが出来るのです。

 

瞑想をしましょう。

瞑想を続けていくと、きっと、ふと直観で降りて来るでしょう。

瞑想のあとにノ-トに心から浮かぶことを書いてもいいですね。

先程、「明確にする」と言ったことは「考えて」ではなく

直観やハ-トから来たもので決める。

これを是非、やってみてください。

 

冬至までの間に感謝の瞑想会を開きます。(無料)

詳しくはホ-ムペ-ジのインフォメ-ションを見てください。

 

 

みなさま、今年も一年、ありがとうございました。

各教室に参加して下さった方々。

教室には参加出来なくても毎日、チベット体操を続けている方々。

 

わたしたち伝道師は、皆さまが安心して光の道を歩んで行けるよう

それぞれがご縁のある方々に寄り添って行きます。

 

あなたの12月が愛と光に包まれていますように。

 

愛と感謝をこめて

 

梶本 恵美