チベット体操をはじめて1年経ちますが、はじめた頃は悩みが多く、毎朝の体操中も嫌なことを思い出したり、考え事ばかりしていました。
そんな私が、だんだんとチベット体操に集中できるようになってきたころ、大事な人が亡くなるという大変悲しい出来事がありました。しばらく何もしたくない、という気持ちがでしたが、数日して、自然とチベット体操をはじめていました。その時の私には、無になれるチベット体操が救いになりました。
悲しみを感じながらも、前にすすむことが出来たのは、チベット体操で毎日自分と向き合って、感情を自分で受け止めたり、身体の変化をを見つめたり、感じることが出来たからだと思います。
その頃から、いつも外に向いていた自分の気持ちが内に向くようになり、体操も集中して、丁寧に出来るようになりました。
体操が終わる時に、よくやったね!今日も出来たね!と毎日自分を褒めることができ、前とは違う一日の過ごし方が出来ているようになりました。
もっと若い頃に知りたかった気もしますが、今の私だから、出会えた、ちゃんと自分に必要なタイミングでチベット体操に出会うことが出来て本当に良かったと思います。
チベット体操をはじめる前は、老けていく自分を見たくなくて、鏡を見るのが嫌だったのですが、最近は鏡に映る自分がイキイキとしているので、思わず笑顔になります。老けることより、どう自分が生きているかの方が大事に思えるようになりました。
教室に参加すると、さよこ先生にポーズを修正してもらえたり、毎回たくさんの気づきが得られること、仲間がいる楽しさで、波動が上がり元気になります。
私のようにつらい時チベット体操に救われる人や、イキイキと自分らしく生きていきたいと思えるようになる方が増えていくと良いなと思います。たくさんの方々がチベット体操に出会えますように。